分身ロボットカフェ DAWN ver.β
2021年のオープン初期メンバー。分身ロボットOriHimeでオーダーテイク・店内のご案内などの接客を4年経験。つくば市のカフェやフランス・パリのイベントでの接遇経験も。現在はカフェ運営を支えるバックオフィス業務や新人パイロットの育成業務を担っています。
Portfolio · 2026
指先1cmと視線だけ、
働くことで社会とつながる。
にしむら いずみ
脊髄性筋萎縮症(SMA)Ⅱ型。酸素や呼吸器などの医療的ケアをしながら、24時間の介助を受け、ほぼ寝たきりで生活しています。動かせるのは人差し指の先1cmと視線ですが、パソコンとインターネットを使い、学ぶこと、創ること、働くこと、誰かとつながる様々なことをしています。
2013年から豊中市でひとり暮らし。2021年から3年半のOriHimeパイロット経験を経て、現在はオリィ研究所との業務委託により制作業務などをしています。そして個人ではホームページの制作・保守運用、DET(障害平等研修)ファシリテーターとしての活動などもしていて、複数の仕事をかけもちし日々奮闘中です。
東大阪市にて長女として誕生。生後6ヶ月頃に脊髄性筋萎縮症と診断される。地域の保育所・小学校で同級生たちと同じ経験をして育つ。
呼吸状態の悪化により専門病院に入院。約11年間の入院療養生活の中で、自分の病気と向き合いはじめる。
「ここじゃない外へ出よう!」と決意し退院。家族との在宅生活へ。iMacを使い勉強や創作活動に打ち込む日々。
重度訪問介護を利用し、豊中市でひとり暮らしをスタート。たくさんの協力者とともに夢をひとつ実現。
分身ロボットカフェDAWN ver.βのオープン初期メンバーとして、OriHimeパイロットのお仕事を開始。大阪の自宅に居ながら東京で働く。
DET(障害平等研修)ファシリテーターの資格を取得。自分の声を届け続け、豊中市で「重度障害者等就労支援特別事業」の利用も実現。
働ける時間も少しずつ増え、納税者に!「自分の働いたお金で生活がしたい」という目標を達成し、現在もひとり暮らしとお仕事を継続中。
指先でカーソルを動かし、ポンポンっと叩いてクリック。1cmの動きを最大限に活かす、20数年来の基本の操作方法です。
見つめる(注視)だけでクリックもドラッグも文字入力もOK。タッチパッドマウスと併用して、寝ながら画面を斜めにセッティングして使っています。
パソコンからエアコンや扇風機などを自分で操作。人にお願いしなくても、暑さ寒さを自分で調整できる大切な環境です。
マイクロスイッチとiPadを組み合わせて、講演会のスライドめくりも自分の指で。工夫と応用で「できること」を増やしています。
パソコンは、わたしの手となり足となる存在です。世界中とつながるインターネットは、わたしにとってのライフラインのひとつ。
2021年のオープン初期メンバー。分身ロボットOriHimeでオーダーテイク・店内のご案内などの接客を4年経験。つくば市のカフェやフランス・パリのイベントでの接遇経験も。現在はカフェ運営を支えるバックオフィス業務や新人パイロットの育成業務を担っています。
2025年2月より、オリィ研究所との業務委託を開始。営業先へOriHimeでの同行、OriHimeパイロットが働くための資料作成などを行い、OriHimeを活用した新たな働き方の普及や、パイロットの活躍の場を広げるための業務に携わっています。
豊中市の障害者自立支援センターのホームページ制作から保守運用まで担当。知人からのご依頼でのHP制作・保守も行っています。
2022年から、障害者自身が対話の進行役となる研修「DET」の活動に参加。「障害の社会モデル」をベースに、社会を変える取り組みを続けています。
「ほぼ寝たきりで何ができる?」「ほぼ寝たきりでも働ける?」「ほぼ寝たきりが描く未来は?」等の構成を主にして、自身の経験と想いをお話ししています。
オンラインコミュニティの運営アシスタントなど、インターネットを通じて人と人がつながる場づくりのお手伝いもしています。
夢を描き、協力者を見つける。可能性は無限大になる。
たくさんの協力者とともに、2013年から自立生活をスタート
OriHimeパイロットとして、自宅から東京で働けるように
声を届け続け、豊中市で就労支援制度の利用を実現
仕事でもプライベートでも一緒に楽しめる仲間ができた
仲間と企画したOriHimeでのファッションショーを実現
「自分の働いたお金で生活がしたい」という目標を達成
どんなに重度な障害があっても
環境さえ整っていれば
たくさんの喜びを感じられる
夢を描き、あきらめることなく想いを伝え続ければ、
自分らしい生き方を作っていける。
身体が動かなくても、社会の一員として誰かに必要とされる。
そんな未来を、これからも作っていきたいと思っています。